深谷市立岡部小学校
学校教育目標 【正しく 豊かに】
○よく学ぶ子○思いやる子○きたえる子
『自分から進んで取り組む子』
深谷市立岡部小学校 校長 簑輪 進司
◆平成28年度PTA総会 校長あいさつ抜粋
春も深まり、木々の新緑も色濃くなってまいりました。4月8日に一学期がスタートして2週間が経ちました。真新(まあたらしい)ランドセルを背負った一年生の姿がとてもほほえましいく感じられます。
現在、349名の児童が、希望と期待に胸をふくらませて元気に学んでおり無事にスタートを切りました。
さて、本年度の学校教育目標について、話をさせていただきます。本校の学校教育目標は前年度と同じ、「正しく 豊かに」です。
また、学校経営理念は『教職員が一丸となり、児童を第一に考えた学びの土台づくりを推進し、確かな学力や思いやりの心を育てる』です。
4月始の始業式の話の中に、岡部小学校がもっともっといい学校になるために、子どもたちに次の内容のことを話しました。
それは、昨年度は、『思いやりのある子』になってほしいを1年間の重点目標のしましたが、今年度は、さらに『自分から進んで取り組む子』を加えました。今年の重点目標は、『思いやりがあり、何事も自分から進んで取り組む子』という目標を立てました。
思いやりと言うのは、心のこもった丁寧な言葉づかいはもちろんですが、「思い」だけでなく、「思いやり」としてみえる行いをして、思いやりの意味をよくわかってもらいたいと思います。
そして、「自分から進んで取り組む」ということは、たとえば、朝起きることから始まります。親から起こされるのでなく、自分で起きること、学校では、先生から言われて取り組むのでなく、自分から始めること、清掃も、自分から取り組むこと、宿題は、家の人に言われてやるのでなく、言われる前に自分からやってしまうこと、 夜寝るときは、早く寝なさいと言われる前に、自分から「おやすみなさい」と言えること。
これらの目標は、学校だけでなく、家庭にもつながっている目標だと思います。家庭と学校が連携して子どもを見守りながら指導をしていけたらと考えます。どうぞご理解ご協力をお願いいたします。
次に、「こども110番の家」につきまして、あらためてお話しをしたいと思います。
ここ数年、交通事故防止はもちろんですが、不審者による犯罪から、児童の登下校の安全安心を確保することが難しい状況が出てきております。そこで、防犯に関する安全の確保の徹底をどのようにしていくかが課題となっております。
その対策の一つとして、「こども110番の家」が大変重要な役目をしていると考えます。岡部小学校区には現在約100軒のこども110番の家があります。このような看板《実際の看板を出す》が掛かっております。緊急避難協力の家として登録をしていただいております。
子どもたちには機会あるごとに周知をしておりますが、是非ご家庭でも話題にのせていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
続いて、熊本地震で被災された方々への義援金のお願いです。
皆様もご存知の通り、平成28年4月14日に発生した熊本県熊本地方を震源とする地震により、熊本県を中心に大きな被害がでています。深谷市、及び市内全ての小中学校が、この災害で被災された方々を支援するため、義援金を募りたいと考えております。岡部小学校としても、岡部小学校PTAを中心として活動をしていきたいと考え、4月20日付けのおたよりで義援金のお願いを申し上げました。既に、懇談会では、担任へ手渡された方もいらっしゃり、本当にありがとうございます。また、来週、月曜日からは、児童会による募金活動が始まります。こちらも、どうぞご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
これらの義援金は岡部小学校で一括し、深谷市社会福祉協議会を通じて、日本赤十字等へ送金する予定でおります。
重ねて、どうぞ皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。
結びに、平成27年度PTA役員、会員の皆様には、昨年度大変お世話になりました。感謝申し上げます。また、平成28年度のPTA会員の皆様には、どうぞよろしくお願いいたします。重ねて、この後の議事が滞りなく進みますよう、よろしくお願い申し上げまして、校長のあいさつと致します。